前編は読んでいただけましたか?
まだの方は先にこちら(https://apple-fit.com/column/?p=831)をご覧ください。
前編では、認知症の予防には脳トレではなく「運動」が大切という事をお伝えしました。後編では、「栄養」からの予防方法をお伝えしていきます。
◆認知症の予防に摂ってほしいもの
①トレオン酸マグネシウム
ビタミンCが代謝されて得られるトレオン酸とマグネシウムが結合したもので、通常のマグネシウムと違い、脳内に到達できる特性を持っています。
そして、認知機能の向上に役立つことが実験で認められています。
では、わざわざトレオン酸マグネシウムと書かずに「ビタミンCとマグネシウム」と書けばいいじゃん!と思うかもしれませんが、マグネシウムは摂取しすぎると下痢になる可能性が高いので、量の調節が難しいのです。そのため、トレオン酸マグネシウムのサプリメントで摂取するのがお勧めです。
②ケトン体
通常、脳は糖をエネルギーとしますが、加齢や機能不全により糖を利用する機能が低下します。そこで、糖よりもエネルギー効率のいいケトン体を使った方が、認知機能を向上できる可能性があります。
ケトン体は低糖質ダイエットをすると分泌されますが、かなり厳しい食事制限のため、サプリメントで補う方が簡単です。
③卵や納豆
卵や納豆には、脳の神経伝達物質を作ってくれる、アセチルコリンが含まれています。
アセチルコリンは、脳の認知機能を高めてくれる働きがあります。
また、脳にとって一番悪いものは「ストレス」です。ストレスを感じると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、それが脳の海馬(記憶をつかさどる器官)へダメージを与えるのです。
ですので、日々のストレスを発散させるのも、大切なことです。
そこで、前編でもお伝えしたように、運動をしてストレスを発散させ、上記の栄養を摂って認知症の予防を今からしておきましょう!
1人でできない方はパーソナルジムがお勧めです。担当のトレーナーと一緒に楽しく運動と食事をしていきましょう!