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【倉敷パーソナルジム】「脂質は悪」って本当?山田悟さんの『脂質起動』をわかりやすく解説!

PFCバランス
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最近、健康に気をつける人が増えていて、いろんな食事法が話題になっていますよね。

 

そんな中で注目されているのが、医師・山田悟さんの本『脂質起動』です。

 

この本では、「脂質(あぶら)は体に悪い」というこれまでの常識をくつがえす考え方が紹介されています。

 

1.「脂質起動」ってなに?簡単に言うと…

山田さんの「脂質起動」という考え方は、糖質(ごはんやパン、甘いものなど)を減らして、脂質(肉や魚の脂、オイルなど)をしっかりとることで、体のエネルギーの使い方を変えようというものです。

 

・なぜ糖質を減らすの?

 

糖質をたくさん食べると、血糖値(血液の中の糖の量)が急に上がります。

 

それを下げるために「インスリン」というホルモンが出ます。

 

インスリンは、余った糖を脂肪として体にためこむ働きがあります。

 

つまり、糖質をとりすぎると太りやすくなったり、糖尿病などの病気につながる可能性があるんです。

 

・脂質をとるとどうなるの?

 

糖質が少ないと、体は脂質をエネルギーとして使うようになります。

 

このとき「ケトン体」という物質が作られ、脳や筋肉のエネルギーになります。

 

体の脂肪が燃えやすくなり、ダイエットや体質改善につながると言われています。

 

脂質は腹持ちがいいので、間食や食べすぎを防ぐ効果も期待できます。

 

2.注意点もあるよ!専門家の意見

この食事法にはメリットもありますが、気をつけたいポイントもあります。

 

① 心臓や血管への影響

 

脂質の中でも「飽和脂肪酸(肉の脂やバターなど)」をとりすぎると、血液中の悪玉コレステロールが増えて、動脈硬化のリスクがあると言われています。

 

ただし、最近では「コレステロール=悪」とは言い切れないという研究も出てきています。

 

② 長く続けたときの安全性

 

短期間では体重が減ることもありますが、長い目で見たときの安全性はまだはっきりしていません。

 

極端な食事は、ビタミンや食物繊維が足りなくなることもあるので注意が必要です。

 

③ ケトン体による体調不良

 

糖質を減らしすぎると、吐き気やだるさを感じる人もいます。

 

特に糖尿病や腎臓の病気がある人は、自己判断で始めるのは危険です。

 

3.まとめ:自分に合った方法を見つけよう

 

『脂質起動』は、食事の新しい考え方を教えてくれる本です。

 

でも、どんな食事法も「これさえやればOK!」というものではありません。

 

大切なのは、

 

自分の体調や生活スタイルに合っているか?

 

栄養バランスがとれているか?

 

専門家(医師や栄養士)に相談しているか?

 

ということです。

 

健康的な食生活は、無理なく続けられることが一番!

 

気になる方は、まずは少しずつ試してみて、体の変化を見ながら調整していくのがおすすめです。

 

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