スマートフォンが日常に欠かせない今、「首が重い」「肩がこる」「頭が痛い」などの不調を感じていませんか?
その症状、もしかすると 「スマホ首」 かもしれません。
実際、アップルフィット倉敷には、40代以降のお客様から「なんとなくつらい」「慢性的に疲れる」といったご相談が増えています。
“スマホ首”の正体は、僧帽筋と胸鎖乳突筋の深い関係にあります。
ちょっと読みにくいですが、実はこの2つがスマホ首のカギなんです!
スマホ首とは、スマホの長時間使用による不良姿勢が原因で、首や肩に様々な不調が生じる状態を指します。
特に問題となるのが、頭を支える役割を担う筋肉群への過剰な負担です。
二つの筋肉を見て行きましょう。
首の後ろから肩、背中にかけて広がる大きな筋肉です。
スマホを見るためにうつむく姿勢を長時間続けると、重い頭(約4~6kg)を支えようとして上部僧帽筋が常に緊張し、硬くなります。
これが、肩こりや首の付け根の痛みの主な原因となります。
首の前面、耳の後ろから鎖骨・胸骨にかけてV字型に走る筋肉です。
スマホ首の姿勢では、頭が前に突き出るため、この筋肉が常に縮んだ状態になります。
短縮・硬化することで、首の動きが制限されたり、自律神経にも影響を及ぼしたりすることがあります。
これらの筋肉がアンバランスに緊張し続けることで、首の正常なカーブが失われ、いわゆる「ストレートネック」や「猫背」といった姿勢になり、身体の不調が発生します。
首・肩のコリ・痛み、頭痛(後頭部・こめかみ・目の奥)、眼精疲労・ドライアイ、めまい・耳鳴り・吐き気、手のしびれ・腕のだるさ、呼吸が浅い・息苦しい感じ
「年齢だから仕方ない…」と諦めずに、まずは姿勢チェックから始めてみましょう。
スマホ首は、単なる首や肩の不調に留まりません。僧帽筋と胸鎖乳突筋の過緊張は、全身に様々な症状を引き起こす可能性があります。
最も一般的な症状です。
特に首の付け根や肩甲骨まわりに重だるさや強い痛みが現れます。
僧帽筋の緊張が顕著です。
首の筋肉の緊張が、後頭部やこめかみ、目の奥にまで広がり、ズキズキとした緊張型頭痛を引き起こします。
胸鎖乳突筋の関与も大きいです。
首や肩の血行不良が、目の筋肉にも影響を与え、目の奥の痛み、かすみ、ドライアイなどを引き起こします。
胸鎖乳突筋周辺には重要な神経や血管が通っており、この筋肉の緊張が自律神経に影響を与え、めまい、耳鳴り、耳の閉塞感、さらには吐き気といった症状を引き起こすことがあります。
首の神経が圧迫されることで、腕や手の指先にしびれやだるさが広がるケースもあります。
猫背や前かがみの姿勢は、肺を圧迫し、深い呼吸を妨げることがあります。
これらの症状に心当たりがある方は、早めの対策が必要です。
スマホ首の改善には、ただマッサージをするだけでなく、根本的な姿勢の改善と、弱った筋肉の強化、硬くなった筋肉の柔軟性向上を図ることが不可欠になります。
そこで有効なのが、パーソナルトレーニングです。
パーソナルトレーニングでは、お客様一人ひとりの姿勢や身体の状態を詳細に評価し、原因となっている筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋など)に特化したアプローチを行うことが可能です。
現状の姿勢をアライメントスクリーンの前で写真撮影、実際に筋肉を動かして確認する動作分析で細かくチェックし、どこが原因でスマホ首になっているのか、どの筋肉が硬いのか、弱いのかを明確にすることが出来ます。
凝り固まった僧帽筋や短縮した胸鎖乳突筋に対して、ストレッチや筋膜リリースを行います。
自分でもできるストレッチの方法もお伝えし、ご自宅でのケアも継続できるようサポート可能です。
首を横に倒すストレッチや、肩甲骨を大きく動かすエクササイズで、上部僧帽筋の緊張を和らげます。
首を斜め後ろに倒したり、回旋させたりするストレッチで、前面の筋肉の柔軟性を高めます。
スマホ首の姿勢は、首の深層筋や背中の筋肉(下部僧帽筋、菱形筋など)が弱っていることも原因です。
これらの筋肉を強化することで、正しい姿勢を無理なく維持できるようになります。
姿勢を保持するためのインナーマッスルを鍛えます。
下部僧帽筋や菱形筋(りょうけいきん)を鍛え、猫背を改善し、肩甲骨の安定性を高めます。
スマートフォンの正しい持ち方や、日常生活での座り方・立ち方など、日々の動作において体に負担をかけない姿勢を習得するための指導を行います。
いかがでしたでしょうか?
40代以降は、筋肉や姿勢の「クセ」が定着しやすい年代です。 だからこそ、今からのケアが未来の健康につながります。
アップルフィット倉敷では、「運動が苦手」「体力に自信がない」という方にも安心のサポートを提供しています。
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