静的ストレッチで反動を使っちゃダメな理由

静的ストレッチとは、一定時間同じ姿勢をキープして筋肉を伸ばすストレッチのことです。

学生時代、部活や体育の授業でストレッチをする際に、人に体を押してもらったり反動を使ったりしていませんでしたか？

実はそれ、筋肉が伸びるどころか、逆に収縮させてしまうんです！

ではなぜ、静的ストレッチの際に反動を使うと筋肉は収縮してしまうのでしょうか？

それは、『反射』が影響しているからです。

筋肉は、急激に伸ばされたり力が入ると『伸張反射』といって、筋肉がそれ以上伸びて切れないようにするために収縮を強くします。

そのため、反動を使うと筋肉が伸ばされず、十分にストレッチできないという事になります。

静的ストレッチをする際には、筋肉を伸ばすようにゆっくりと行ってみてください。

その際に、ゆっくりと息を吐きながら行うと効果がアップしますよ！

静的ストレッチを正しく行い、筋肉の柔軟性を高め、リラックスしていきましょう。