「水は1日2リットル飲みましょう」──そんな言葉を聞いたことはありませんか?
実はこれ、ただの健康法や美容トレンドではなく、体の仕組みに基づいた科学的な根拠があるのです。
40代になると、代謝の低下やホルモンバランスの変化によって、太りやすく痩せにくい体質になりがちです。
そんなときこそ、「水の力」を味方につけることが、健康にも美容にもダイエットにも欠かせないポイントになります。
私たちの体は、1日に約2.5リットルの水分を自然に失っています。
① 尿・便 約1.6L
② 呼吸・汗(不感蒸泄) 約0.9L
合計:約2.5L
一方で、食事から約1.0L、代謝で生まれる水が約0.3L。
差し引き、約1.2Lは飲み物として補給が必要になります。
さらに、活動量や季節によって必要量は増えるため、「1日2リットル前後」が現実的な健康目標として推奨されています。
血液の約90%は水分。
十分な水が体内にあると血流がスムーズになり、酸素と栄養が効率的に細胞へ届くようになります。
これが代謝の活性化につながり、脂肪がエネルギーとして燃焼しやすくなるのです。
さらに研究では、冷たい水を500ml飲むと約24~30%のエネルギー消費が増えるという報告もあります。
体温に戻すためにエネルギー(カロリー)が使われるからです。
毎日こまめに水を飲むだけでも、「何もしていない時の消費カロリー」がアップするのです!
「なんだかお腹が空いた」と感じても、実は脱水が原因の“偽の空腹”であるケースは意外と多いです。
食事前にコップ1杯(約200ml)の水を飲むと、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止できます。
ある研究では、食前に500mlの水を飲んだグループは12週間で平均2kg以上体重が減ったという結果も。
水を上手に活用すれば、無理な食事制限をせずとも自然に摂取カロリーを抑えることができます。
水分は腎臓や肝臓の働きを助け、老廃物や余分な塩分・脂質の排出を促進します。
デトックスが進むと、代謝がスムーズになり、体の「燃焼エンジン」がしっかり働くようになります。
加えて、水分が腸を潤し便通が改善されることで、腸内環境が整い、痩せホルモン(GLP-1など)の分泌も活性化しやすくなります。
肌の約60~70%は水分でできています。
40代になると肌の水分保持力が落ち、乾燥や小じわが増えやすくなりますが、内側からしっかり水分を補うことで細胞がふっくらと潤い、ハリとツヤを取り戻すことができます。
① 1回200mlを8~10回に分けて飲む
② 食前・起床後・入浴前後・就寝前などに「習慣化」する
③ 冷たい水を一部取り入れると、代謝ブースト効果も◎
水分量の目安は「体重1kgあたり30?40ml」。体重60kgの人なら、約1.8?2.4Lが理想的です。
腎臓や心臓に疾患がある方は、水分の摂りすぎが負担になる場合もあります。必ず医師に相談した上で調整しましょう。
「水は1日2リットル」というのは、美容や健康だけでなく、ダイエットにも強力な味方になります。
① 代謝を上げて脂肪燃焼をサポート
② 偽の空腹を防いで食べ過ぎ予防
③ デトックス&腸活で痩せやすい体質へ
大切なのは、完璧に2リットルを守ることではなく、「今より意識して水を飲むこと」です。
その一歩が、40代からの「太りにくい・疲れにくい・キレイな体」への近道になりますよ!
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