「ヘルシーな飲み物を選んでいるから大丈夫!」
そう思っていませんか?
例えば、スポーツドリンクや野菜ジュースなどは健康的なイメージがありますよね。
でも実は、その中に「果糖ぶどう糖液糖」という甘味料が入っていることがあり、知らないうちにダイエットを妨げている可能性があるんです。
果糖ぶどう糖液糖は、トウモロコシなどのデンプンから作られる液体の甘味料。
「異性化糖」と呼ばれるもので、ジュースやお菓子パン、ドレッシングなど幅広い食品に使われています。
①安くて甘みが強い
②だから食品メーカーが使いやすい
③主成分は「果糖」と「ぶどう糖」
ここが大事なポイント!
・ぶどう糖 → インスリンの働きで細胞に取り込まれ、エネルギーとして使われる。
・果糖 → ほとんどインスリンを使わず、肝臓で処理される。
少量なら問題ありませんが、大量に摂ると肝臓に負担がかかり、脂肪に変わりやすいと言われています。
果糖が多すぎると肝臓に脂肪がたまりやすくなります。
これが進むと「脂肪肝」や「インスリン抵抗性」といった状態になりやすくなるんです。
・インスリン抵抗性って?
→ インスリンが効きにくくなって、血糖を下げにくくなる状態。
結果として「もっと食べたい!」と食欲が増してしまい、ダイエットが続けにくくなることも。
「果糖ぶどう糖液糖」は清涼飲料水だけじゃありません。
・スポーツドリンク
・微糖タイプの缶コーヒー
・栄養ドリンク
・一部の野菜ジュースや果汁飲料
「無糖」と書かれた飲み物には基本的に入っていませんが、「微糖」や「飲みやすく加工された製品」には入っていることがあるので要注意です。
果糖ぶどう糖液糖を完全に避けるのは難しいですが、ちょっと意識するだけで摂取量を減らせます。
・水分補給は「水」や「無糖のお茶」が基本
・甘い飲み物を飲むときは「量を控える」
・買う前に「原材料表示」をチラッとチェック
小さな習慣の積み重ねが、ダイエットや健康に大きな差を生みますよ。
果糖ぶどう糖液糖は、ジュースや加工食品に広く使われている甘味料。
果糖は肝臓で処理されやすく、摂りすぎると脂肪がたまりやすい。
脂肪肝やインスリン抵抗性を招き、ダイエットの大敵に。
水や無糖のお茶を基本に、甘い飲み物は「ほどほどに」楽しみましょう!