5月も中旬に入り、もうすぐジメジメした梅雨の時期がきます。その後は暑くて長い夏が・・・そこで気になるのが汗をかいた後の「体臭」ではないでしょうか?
本日は、体臭についてお話していきます。
人と接する機会が多いお仕事の方、自身の体臭が気になる方は参考になるのではないかと思いますので、最後までご覧ください。
まず、「体臭」と一言で言っても、脇からの臭い・慢性的な体臭・汗臭い臭い・加齢による臭い・足の裏の臭いなど、さまざまな種類がありますが、臭いの原因というのは概ね似ていて、「皮脂」と「汗」。この2つが混ざって酸化することによって発生する臭いが、体臭の原因と言われています。
汗腺がどういったもので、皮脂は何のためにあるかなどの説明をすると長くなってしまうので、これについてはまた改めてお話していきます。
そして、体臭の中でも年齢や性別関係なく気になるのが足の臭いではないでしょうか?なぜ、足の臭いは他と比べて気になりやすいのか。それは、足の裏には汗腺が集中(胸や背中の約10倍)しており、角質も分厚いです。そのため、汗が古い角質にくっつくと、それを餌として雑菌が繁殖しやすく、臭いの原因になりやすいのです。
では、体臭を予防・改善するにはどうすればいいのか。今回のタイトルである、食事で改善できるのか。
結論から言うと、食事だけで改善することは難しいのではないかと思います。
「なんだ、改善できないんじゃん」と画面を消すのはまだ早いです!
下記に当てはまる方は、臭いを抑えることができるかもしれません。
・動物性たんぱく質を過剰に取っている方
・にんにくを連続して食べる習慣がある方
・アルコールを毎日飲んでいる方
これに当てはまる方は、摂取量を減らすと改善が見られるかもしれません。
体臭は、皮脂と汗が混ざって酸化することで発生するとお話しました。食事の改善で汗腺が減る・細くなることはありません。
体臭を防ぐため、もしくは予防するための対策として一番やりやすいのは、皮膚を清潔に保つことです。こまめに汗を拭く・シャワーを浴びるなど対策をしていきましょう。
次回は、「体臭ケア~入浴編~」ということで、どんなもので洗ったらいいのかをお伝えしていきます。