今までプロテインパウダーの摂取をお勧めしてきましたが、それは食事で摂りきれなかったタンパク質を補うための手段として、手軽にできるからです。
本来は、食事からタンパク質が摂れるのが良いとされています。
今回は、プロテインパウダーよりも肉や魚のタンパク質が優れていることをお話しします。
①消費カロリーが稼げる
食事をすると、体がポカポカしてきませんか?
これは、食事誘発性熱産生といって、体内に吸収された栄養素が分解され、一部が体熱となって消費されるからです。
よく噛んで食べる方が、食事誘発性熱産生による消費カロリーは高くなります。
②免疫力低下の防止
胃や腸を動かすエネルギー源として、グルタミンというアミノ酸があります。
これは、免疫力を高める作用もあります。
固形物からタンパク質を摂取することで胃や腸が動き、グルタミン量も維持されるので免疫力の低下を防止できます。
③満腹感を得やすい、唾液の分泌
噛む必要があるので、満腹中枢を刺激しやすく食べ過ぎを防げます。
また、咀嚼することで唾液が分泌され、消化されやすくなります。
④血中アミノ酸濃度の増減が緩やか
筋肉の分解を防ぐには、血中のアミノ酸濃度を保つことも重要です。
プロテインパウダーよりも肉や魚からタンパク質を摂取した方が、アミノ酸濃度の増減は緩やかになります。
いかがでしたでしょうか?
上記の理由から、プロテインパウダーよりも肉や魚からタンパク質を摂っていただきたいです。
ただ、冒頭でもお伝えしたように、食事だけで1日の必要量を摂ることは難しいと思います。その際には、プロテインパウダーで補うのをお勧めします。
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トレーニングと食事で健康維持をしていきましょう!