タンパク質、食べていますか?
「食べてるよー」という人でも、実は足りていないことがほとんど。
テレビやジムで「たんぱく質を食べましょう」とよく聞くようになりましたが、どのくらい必要なのか・なんでタンパク質がそんなにも重要なのかご存じでしょうか?
髪や爪・筋肉を作るもの・・・正解ですが、それ以外にも体内でいろいろな働きをしています。
今日は、タンパク質の働きや必要量をお伝えします。
1.タンパク質の体内での役割
①筋肉・皮膚・髪・爪などを作る材料
②消化や代謝を助ける酵素の生成
③成長・代謝・ストレス反応に関わるホルモンの生成
④病原体と戦うための免疫機能のサポート
⑤酸素や栄養素を体中に運搬する
⑥必要に応じてエネルギー源となる
タンパク質の体内での主な役割は上記の通りです。
そのなかで、「⑥必要に応じてエネルギー源となる」というところに、今回は注目してほしいです。
体を動かすためのエネルギー源になるため、良いことのように思われるかもしれませんが、これは理想的ではありません。
2.タンパク質がエネルギー源になる理由
タンパク質を利用して体を動かすということは、筋肉が分解されているということです。これが起きる原因は
①空腹時間が長い
②極端なダイエット
③激しい運動を長時間している
ことで起きてしまいます。
涼しくなってきてダイエットを始めた方、食事量を極端に減らしていないでしょうか?
もしかすると、筋肉が燃えて体重が減っているだけかもしれません。
タンパク質はしっかり食べるようにしていきましょう。
3.必要なタンパク質量
ダイエット中の方も、そうでない方も、体重1kgあたり1gのタンパク質量は取ってほしいです。ここで勘違いしてほしくないのが、お肉の量と思わないでください。
肉や魚などに含まれているタンパク質で見ていきます。
例:体重60kgの人であれば、1日に60g
鶏むね肉100gあたりのタンパク質=20gのため、1日に300gの鶏むね肉を食べることになる。
また、筋トレをしている人は、体重1kgあたり1.2~2.0g取っていいです。
いかがでしたでしょうか。
タンパク質量は足りていましたか?
おそらく、ほとんどの方が足りていなかったのではと思います。
しっかりと必要な栄養素を取ってあげることで、自然と体重は減っていきます。ご自身に何が足りていないのか、見直してみてください。
見直したけどそれでも減らないという方はパーソナルジムがお勧めです。
担当のトレーナーがお客様の栄養状態を把握し、食事内容を提案いたします。
一緒に、正しく食べながら痩せるダイエットをしていきませんか?