梅雨の時期になると、睡眠の質が低下したり気分が落ち込んだりと体調を崩す人が増えます。
それはなぜでしょうか?
今回は、なぜ梅雨の時期に睡眠の質が低下するのか、メンタルの不調が起きるのかを「湿度」「塩分」「ビタミンD」をキーワードに説明していきます。
まず、季節の変わり目である梅雨の時期は、気温や湿度の変化が激しいです。これらは、体内の水分と塩分バランスを崩し、自律神経が乱れてしまうため「ちょっとしたことで気分が落ち込む」「やる気が起きない」などのメンタル不調が起こってしまうのです。
ここからはビタミンDのお話をしていきますが、ビタミンDの主な働きと言えば
・骨と歯を強くする
・免疫力を高める
・がん予防
などがありますが、近年の研究で睡眠の質とメンタル不調に大きく関わることが分かっています。
ビタミンDは睡眠の質と量に影響しており、現代の人はビタミンDが不足している人が多く、睡眠障害が蔓延している可能性があると言われています。
その他の研究では、睡眠時無呼吸症候群もビタミンD不足と関係があるとされています。
そして、ビタミンDが不足すると、抑うつ症状や無気力などメンタルの不調が起きてしまいます。これらは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの合成が減少してしまうためです。
◆ビタミンDを多く含む食材
魚介類:さんま、かれい、さけ、しらす
きのこ類:干ししいたけ、きくらげ
上記以外に、日光に当たる事でもビタミンDは合成できます。お昼時を避けて毎日10~15分ほど外に出るのもお勧めです。
冒頭でもお伝えした通り、梅雨の時期や夏場は気温と湿度の変化が激しく、汗をかきます。スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給したり、ビタミンDを含む食品を取ったりして、乗り越えていきましょう!
また、ビタミンDはアレルギー症状の緩和もしてくれます。秋口に花粉症で苦しい思いをしている方は、今の時期から取っておいて損はないと思います。
そして、筋トレをすると寝つきがよくなる物質が体内で作られるため、睡眠の質を上げるには筋トレなどの運動もお勧めです。
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