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「水分はしっかり摂っているのに、夏になると体がだるい」
そんな経験はありませんか。実はその不調、水分ではなく塩分が足りていないサインかもしれません。
暑い時期や運動時に大量の汗をかくと、体からは水分と一緒に塩分も失われます。ところが水やお茶だけを飲み続けると、体内の塩分がさらに薄まってしまうのです。
今回は、水分と塩分のバランスが崩れることで起こる不調と、その対策をお伝えします。
年齢を重ねると、体の水分調節はむずかしくなっていきます。
体内の水分をためておく筋肉量が減ること、喉の渇きを感じにくくなること、そして更年期の時期は発汗のコントロールが不安定になりやすいこと。こうした変化が重なるため、40代以降は若い頃と同じ感覚でいると、気づかないうちに脱水や塩分不足に傾きやすくなります。
「昔はこれくらい平気だったのに」という感覚のズレこそ、注意したいポイントです。
水分と塩分が足りていないとき、体には次のようなサインが現れます。
・体全体の回復スピードが低下することによる疲労感
・食欲が減退することによる栄養不足
・水分不足によるドロドロ血
・脳への酸素や栄養供給量が不足することによる頭痛
・塩分不足で体調が崩れることによる吐き気
・塩分不足による筋肉の痙攣(けいれん)
「夏だから疲れやすいだけ」と片づけてしまいがちですが、これらは体からのはっきりしたサインです。
特に注意していただきたいのが、頭痛・吐き気・筋肉のけいれんです。
この3つが出ている場合、塩分不足による熱中症が疑われます。水だけを飲んでも改善しないどころか、かえって体内の塩分濃度が下がって症状が悪化することもあります。
症状が強いときや意識がはっきりしないときは、我慢せず医療機関を受診してください。
汗をかく時期は、次の3つをセットで意識しましょう。
1. 水分補給
喉が渇く前に、こまめに少量ずつ。一度に大量に飲むより体に吸収されやすくなります。
2. 塩分補給
大量に汗をかいた日は、水やお茶だけで済ませないこと。
3. 適度な休息
暑い時間帯の活動を避け、体を休ませる時間をつくることも立派な対策です。
塩分補給というと塩分タブレットを思い浮かべるかもしれませんが、毎日の食事から摂るほうが無理がありません。
おすすめはみそ汁です。水分・塩分・ミネラルを同時に摂れる、非常に理にかなった食品です。朝と夜に1杯ずつ飲む習慣をつくってみてください。
朝は忙しくて難しいという方は、お弁当に漬物を少し添える、梅干しを1粒加えるといった方法でも構いません。夏だけの習慣として取り入れてみましょう。
なお、高血圧で塩分を制限されている方は、自己判断で塩分を増やさず、かかりつけの先生にご相談ください。「夏の汗をかく日はどの程度まで摂ってよいか」を確認しておくと安心です。
有酸素運動や筋トレをする日は、運動後だけでなく運動中の補給も大切です。
アップルフィット倉敷は完全個室で空調の整った環境ですが、それでもセッション中はしっかり汗をかきます。トレーナーがお客様の様子を見ながら、水分補給のタイミングをお声がけしています。
特に40代以降は、ご自身では「まだ大丈夫」と感じていても、体は水分を欲していることがあります。第三者が見ているという安心感も、パーソナルトレーニングの価値のひとつです。
夏のだるさは、水分だけでなく塩分のバランスを見直すことで軽くなることがあります。
みそ汁1杯から始められる対策です。暑い季節を元気に乗り切るために、今日の食卓から意識してみてください。
なお、そもそも普段の水分量が足りているか気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
→ 日常生活での水分量、足りていますか?ダイエットと健康を支える正しい水分補給とは
(https://apple-fit.com/column/?p=2937 へリンク)