ダイエット・筋力アップなどで筋トレをしている方は特に気にして食べているであろうタンパク質。その中でも手軽に食べられるのが“卵”ではないかと思います。
では、卵のタンパク質の吸収率が一番いいのは、生か加熱したものか、どちらがいいのでしょうか?
皆さん1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。某ボクシング映画で生卵を飲むシーンがありましたよね。あそこから、生卵でタンパク質を取ることがいいとされていました。
しかし、2000年代の研究で以下のことが分かりました。
<卵のタンパク質の消化・吸収効率>
・生卵 51~60%
・加熱後 91~94%
加熱した方が、吸収されやすいという結果になっています。
また、ゆで卵や目玉焼きのように黄身と白身が分かれているのと、卵焼きやスクランブルエッグのように混ぜたものでは違いが出るかでしょうか?
結論を言うと、ゆで卵や目玉焼きの方が消化・吸収効率がいいようです。
ただし、加熱しすぎるとタンパク質が変性してしまうので、温泉卵や半熟卵などのように、少し加熱する程度の調理法がベストとなります。
タンパク質の中では安価で調理方法も簡単な卵で、タンパク質を効率よく体に取り入れてダイエット・筋力アップに役立てていきましょう!