高血圧の改善方法として、「栄養バランスのいい食事」と「運動」が思い浮かぶのではないでしょうか。
では、栄養バランスのいい食事ってなんでしょうか?
具体的に「〇〇と××を食べてください」と言われることは、ほぼないのではと思います。
今回は、高血圧を改善する食材の組み合わせをお伝えします。
放っておくと危険な高血圧。
ぜひ参考にしていただき、正常値に近づけていきましょう!
1.お勧めの食べ合わせ
①カリウム+食物繊維
これらを同時に取ることで、余分な水分を排出し、血圧を下げる効果があります。
②マグネシウム+カルシウム
マグネシウムには血管の収縮を抑え、血圧を下げる効果があります。
カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で取ると、血圧が正常に保たれます。
③抗酸化ビタミン+ポリフェノール
どちらも抗酸化作用があり、コレステロールの酸化を防いで動脈硬化の原因を排除します。
④水溶性食物繊維+ポリフェノール
ポリフェノールは抗酸化作用があり、脂質の吸収を抑える水溶性食物繊維と組み合わせると「脂質の酸化を防ぐ」「脂質の吸収を抑える」という効果があります。
⑤動物性たんぱく質+植物性たんぱく質
肥満や血中コレステロールを気にして植物性たんぱく質ばかり食べていませんか?
動物性たんぱく質の減らしすぎは血管を脆くするため切れやすくなってしまいます。
お肉やお魚、大豆製品をそれぞれ取りましょう。
2.食べるときのポイント
①塩分をとり過ぎていないか
濃い味に慣れていませんか?
和食は、味噌・しょうゆ・漬物など塩分が高いものが多いです。
かといって、全てを減塩してしまうと物足りなさを感じてしまうため、まずは1品だけ通常の塩分量で、その他を減塩食にしてみてください。
②食べすぎていないか
高血圧は、塩分の摂り過ぎや肥満などが原因で起こります。今の食事はご自身の適切な量でしょうか?体重が増加しているであれば、もしかすると食べすぎているのかもしれません。適正量を知り、それを超えないように気をつけましょう。
③脂質を抜いていないか
脂質も体にとって必要な栄養素です。太りそうだからと言って脂質を抜くのではなく、体にいい脂質を取るようにしましょう。魚に含まれる不飽和脂肪酸は、生活習慣病を予防する働きがあります。
いかがでしょうか?
高血圧の方はぜひ、上記の食べ合わせでメニューを考えてみてください。
「適切な食事量が分からない」「この食材は食べてもいいの」などご不明点がありましたら、気軽にお問い合わせください。
また、高血圧は運動不足が原因の場合もあります。1人では続かない・何をしたらいいか分からないなどありましたら、完全個室のパーソナルジムでトレーナーと一緒に筋トレしてみませんか?