アップルフィット倉敷

完全個室の隠れ家的パーソナルジム
アップルフィット倉敷

ページの先頭へ

「特茶」のケルセチン配糖体とは?トクホの働きと研究でわかっていること

食事・栄養

お茶を飲む女性

40代に入ると「以前より体脂肪が落ちにくくなった」「食事に気をつけているのに体型が変わらない」と感じる方が増えてきます。

そんな中で、コンビニやスーパーでよく見かけるのが、サントリーの「伊右衛門 特茶」のような、体脂肪に関する表示のあるトクホのお茶です。

今回は、特茶の関与成分である「ケルセチン配糖体」とはどんな成分なのか、トクホの表示は何を意味しているのか、そして研究でどこまでわかっているのかを、公的な情報をもとに整理します。

ケルセチンとケルセチン配糖体とは

ケルセチンは、植物に広く含まれるポリフェノールの一種(フラボノイド)です。

玉ねぎやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜、緑茶、果物などに含まれています。

食品の中では、ケルセチンに糖がついた「配糖体」という形で含まれていることが多く、ついている糖の種類によって、体への吸収のされ方が違うことがわかっています。

特茶の関与成分は、このケルセチン配糖体の一つである「イソクエルシトリン」です。

トクホの表示は何を意味している?

トクホ(特定保健用食品)とは

トクホは、体の働きに関わる成分(関与成分)を含み、特定の保健の目的が期待できることを表示できる食品です。

表示をするためには、商品ごとに有効性や安全性について国の審査を受け、消費者庁の許可を得る必要があります。

特茶の許可表示

特茶の許可表示では、ケルセチン配糖体の働きにより、日常の身体活動による脂肪を代謝する力(脂肪の分解・消費)を高め、体脂肪を減らすのを助けるとされています。

あわせて、歩行などの活動を日々の生活に加えるときにも体脂肪を減らすのを助けること、体脂肪が多めの方に適していることが表示されています。

ここで大切なのは、表示が「日常の身体活動」を前提にしていることです。

また、多く飲めば病気が治ったり、より健康になったりするものではないことも、あわせて表示されています。

研究ではどこまでわかっている?

国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報では、ケルセチンについてヒトを対象とした研究がまとめられています。

内臓脂肪の減り方に差が出た試験

日本で行われた試験では、肥満度1度の成人に、ケルセチン配糖体(イソクエルシトリン)を1日110mg、12週間または24週間とってもらったところ、プラセボ(有効成分を含まないもの)と比べて、内臓脂肪の面積がより多く減ったと報告されています。

体重には差が見られなかった

一方で、これらの試験では、体重やBMIには差が見られませんでした。

また、海外で行われた、ケルセチンそのもの(配糖体ではないもの)を使った試験では、体重や体組成に影響が見られなかったという報告もあります。

つまり、ケルセチン配糖体は、体脂肪を減らすのを「助ける」ことが期待される成分ですが、飲むだけで体重が大きく減るものではないと考えておくのが現実的です。

緑茶カテキンやカフェインについて研究でわかっていることは、体脂肪が燃えるしくみとは?カフェイン・カテキンの本当のところと運動の役割で詳しく解説しています。

体脂肪を減らす土台は運動と食事

体脂肪を減らすために一番大切なのは、やはり毎日の運動と食事です。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に次のことがすすめられています。

・歩行やそれと同じくらいの強さの身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上)

・息が弾み、汗をかく程度の運動を週60分以上

・筋力トレーニングを週2〜3日

特茶の許可表示が「日常の身体活動」や「歩行などの活動」を前提にしているのも、こうした体を動かす習慣があってこそ、ということです。

筋トレと有酸素運動の組み合わせ方は筋トレと有酸素運動は一緒にやると効果が下がる?研究結果と順番・間隔のコツ、食事の工夫は食事だけで体脂肪を減らすには?朝・昼・夜の最適な食べ方とポイントで紹介しています。

トクホのお茶と上手に付き合うコツ

・パッケージに書かれた1日の摂取目安量を守り、たくさん飲めばよいと考えない

・飲むことで安心せず、一駅歩く、階段を使うなど、日常の活動量を増やす

・玉ねぎやブロッコリー、果物など、ケルセチンを含む食品も含めて、食事全体のバランスを整える

・病気の治療中の方や薬を飲んでいる方は、続けて飲む前に医師や薬剤師に相談する

トクホは「健康的な生活習慣に加える補助」と考えると、上手に付き合いやすくなります。

まとめ|「飲む」より「動く」を習慣に

ケルセチン配糖体は、玉ねぎなどにも含まれるポリフェノールの仲間で、特茶ではトクホの関与成分として使われています。

研究では内臓脂肪の減り方に差が出た試験がある一方で、体重には差が見られておらず、効果は日常の身体活動とセットで考えることが大切です。

5年後、10年後も元気に動ける体づくりには、無理のない運動と食事を続けていくことが近道です。

アップルフィット倉敷は、完全個室のマンツーマンで、経験豊富な女性トレーナーが5名在籍しているパーソナルトレーニングジムです。

一人ひとりの体力や生活に合わせて、続けやすい運動の量や内容をご提案します。

トレーニングの時間以外にも、LINEで食事や生活習慣の相談ができます(無料)。

「体脂肪を減らしたいけれど、何から始めればいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

参考資料

消費者庁「特定保健用食品について」https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_specified_health_uses/

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報 ケルセチン」https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/pdf/k031.pdf

サントリー「サントリー健康飲料(特定保健用食品 特茶 許可表示・関与成分)」https://www.suntory.co.jp/softdrink/kenkounavi/products/

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨事項(成人版)」(2024)https://www.mhlw.go.jp/content/001195866.pdf

お役立ち情報の一覧へ

あわせて読みたい