ベンチプレスは男性に人気の胸のトレーニングです。一方で、女性はあまりしていないように思います。「ゴツゴツした印象になるから」「そもそも女性がする必要がないと思っている」など、様々な理由があると思います。
しかし、ベンチプレスは男性にも女性にもお勧めしたいトレーニングです。
それは何故か?
タイトルにもあるように、骨粗しょう症を予防できるから!
今回は、その理由をお伝えします。
1.骨粗しょう症とは?
まず、骨粗しょう症とは、骨の密度が低下して骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。骨粗しょう症は、加齢や女性ホルモンの減少などによって発症する可能性が高く、特に女性に多いと言われています。
しかし、男性も無視できない問題です。骨粗しょう症になると、転んだだけで骨折して歩けなくなるなど、日常生活に支障をきたすだけでなく、重篤な合併症や死亡リスクも高まります。
2.骨粗しょう症を防ぐには?
骨粗しょう症の予防に重要なのが、骨を強くすることです。運動で骨に負荷をかけることで骨細胞の活性化を促し、骨の生成を促進できます。
具体的には、ウォーキングやジョギング、ジャンプなどの有酸素運動や、筋トレなどの無酸素運動が挙げられますが、ここでは筋トレを強くお勧めします!。それは、有酸素運動よりも圧倒的に短い時間で負荷をかけられるから。
3.ベンチプレスを勧める理由
ベンチプレスは、胸や肩、腕などの筋肉を使ってバーベルを持ち上げる運動ですが、その際に胸椎や肩甲骨などの骨にも大きな負荷がかかります。これによって、骨密度を高める効果が期待できます。
また、胸や肩、腕の筋力が低下すると、うつ伏せから床を押して起き上がれないなど日常に支障をきたす恐れがあります。そのため、女性でもベンチプレスをしておく必要があります。
4.その他のメリット
ベンチプレスには、骨粗しょう症の予防と筋力アップだけでなく、以下のようなメリットもあります。
・姿勢改善
・疲労やコリの軽減
・内臓の働きをよくする
5.ベンチプレスをお勧めできない方
ここまでベンチプレスをした方がいい!とお伝えしてきましたが、例外の方もいらっしゃいます。
『猿腕』をご存じでしょうか?
腕を伸ばして小指同士を付けたときに、手から肘までがピッタリとくっ付いてしまう方、腕を伸ばし切ったときに真っすぐよりも外側に腕が曲がってしまう方を『猿腕』と呼びます。その方には、肘を伸ばし切るような筋トレ(ベンチプレスや腕立て伏せなど)はお勧めできません。
ベンチプレスの代わりに、ダンベルフライと呼ばれる肘を伸ばし切らないで行う胸のトレーニングが有効です。
いかがでしょうか?
ベンチプレスには様々なメリットがあることをお伝えしました。この記事を読んで、「一人では出来ない!」と思われた方も多くいらっしゃると思います。
そんな方は、パーソナルジムでトレーナーの補助を受けながら筋トレをするのが効果的です。上半身の筋力アップだけでなく、様々なお悩みを解決できるはずですよ!
さらに、トレーニングしている姿を見られたくなければ個室のパーソナルジムがお勧め。
トレーナーとマンツーマンで教えてもらえるので、自分だけでやるよりも体に負担がなく短期間で効果が出せます。
筋トレで筋力低下、骨粗しょう症を予防して健康的な日々を過ごしていきましょう!