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前回の記事では、「食べる量」だけでなく「食事の質」に目を向けることの重要性についてお伝えしました。
実際の食事指導の現場でも、カロリーを抑えているのに体重が変わらない、間食がやめられないといったご相談は少なくありません。
その背景には、単なるカロリーの問題だけではなく、「食事の中身の偏り」が関係しているケースも見られます。
特に、忙しい生活の中でコンビニ食品や加工食品に頼る機会が多い方ほど、知らないうちに食事の質が偏りやすくなります。
その一例として、今回はお客さまの変化とあわせて、「腸内環境」との関係についても解説していきます。
アップルフィット倉敷に通われているお客さまの中には、一人暮らしの男性でコンビニを利用する機会が多い方もいらっしゃいます。
仕事が忙しく、自炊の時間を確保することが難しいため、以前はお惣菜や、麺類とおにぎりなどの炭水化物などを選ぶことが多い食生活でした。
そこで食事指導では、無理に自炊を増やすのではなく、コンビニでも選び方を工夫することから取り組んでいただきました。
例えば、サラダやゆで卵、魚料理、豆腐などを取り入れ、野菜やたんぱく質、食物繊維を意識して摂取するようにした結果、ぽっこりお腹の腹囲の変化を実感されています。
ダイエットというと厳しい食事制限をイメージされる方も多いですが、実際には日々の選択を少しずつ改善していくことが大切です。
腸内には多種多様な細菌が存在し、「腸内細菌叢(腸内フローラ)」を形成しています。
これらは消化だけでなく、
・食物繊維の発酵
・短鎖脂肪酸の産生
・免疫機能の調整
・血糖コントロール
・エネルギー代謝
など、さまざまな働きに関わっています。
そのため腸内環境は、体調だけでなく体重管理にも影響する可能性があると考えられています。
超加工食品中心の食生活では、腸内細菌のエサとなる食物繊維が不足しやすくなります。
食物繊維は、野菜・果物・豆類・海藻類・全粒穀物などに多く含まれ、腸内細菌によって発酵されることで短鎖脂肪酸が作られます。
短鎖脂肪酸は腸内環境や代謝に重要な役割を持つ物質です。
一方で、超加工食品の摂取が多い食生活では、腸内細菌の多様性低下や有益菌の減少と関連する可能性が指摘されています。
また、乳化剤や人工甘味料などの一部添加物についても腸内環境への影響が研究されていますが、現時点では人での影響についてはまだ結論が十分に出ていない部分もあります。
ダイエットでは「何を減らすか」だけでなく、「何を増やすか」も重要です。
例えば、
・毎食野菜を取り入れる
・果物や豆類を適度に摂る
・主食を雑穀や全粒穀物にする
といった工夫は、自然と食物繊維の摂取量を増やし、食事全体の質を高めることにつながります。
結果として満足感が高まり、食べ過ぎの予防にも役立つ可能性があります。
ダイエットというとカロリー制限に意識が向きがちですが、実際には「何を食べているか」という食事の質も重要な要素です。
超加工食品と腸内環境の関係についてはまだ研究段階の部分もありますが、日々の食事内容が体調や体重の変化に影響する可能性は多くの研究で示されています。
大切なのは、完璧に避けることではなく、少しずつでも食事のバランスを整えていくことです。
実際の現場でも、食事の内容を少しずつ見直すことで、体の変化につながるケースは少なくありません。
アップルフィット倉敷では、食事と運動の両面からリバウンドしにくい体づくりをサポートしています。
まずはお気軽にご相談ください。