お役立ち情報

ご存知ですか?
私たちは1日におよそ2万回の呼吸を行っています。
この無意識の動作は見過ごされがちですが、呼吸のパターンは姿勢や筋活動、運動パフォーマンスに密接に関わっています。
先日、アップルフィット倉敷では女性トレーナーが集まり勉強会を実施しました。
その中でも「呼吸が浅い方へのアプローチ」について、実践的な意見交換が行われていました。
本記事では、呼吸の基本的な生理学と、パーソナルジムのトレーニングでどのように活用されているのかを解説します。
現代人に多いのが、胸部中心の浅い呼吸です。
長時間のデスクワークやストレスにより、横隔膜の動きが制限されることがあります。
本来、呼吸の主役は横隔膜ですが、浅い呼吸では首や肩の補助筋(斜角筋・胸鎖乳突筋など)が過剰に働きます。
この状態が続くと、
・首や肩の緊張増加
・疲労感の蓄積
・姿勢の崩れ
などが起こりやすくなります。
パーソナル指導では、肋骨の動きや呼吸パターンを評価し、ストレッチやエクササイズを通じて横隔膜の働きを改善していきます。
呼吸は単なる酸素交換だけでなく、体幹の安定にも関与します。
息を吸って横隔膜が下降すると、腹腔内圧(IAP)が高まり、脊柱を内側から支える働きが生まれます。
これはいわば「内側のコルセット」のような役割を果たします。
スクワットやデッドリフトでは、
・呼吸のタイミング
・腹圧の維持
が重要です。
適切な呼吸と体幹の連動は、怪我予防とパフォーマンス向上の両方に寄与します。
呼吸は「多く吸えば良い」というものではありません。
血液中の二酸化炭素濃度は、ヘモグロビンが酸素を放出する働きに影響します(ボーア効果)。
過度な過呼吸状態では、酸素が筋肉に放出されにくくなる可能性があります。
運動中やインターバルでは、
・呼吸を整える
・過度な息切れを防ぐ
・1~2分インターバル休息をとる
ことが、パフォーマンス維持に役立ちます。
呼吸は、自律神経に影響を与える重要な要素の一つです。
吸気:交感神経をやや活性化
呼気:副交感神経を促進
この特性を活用することで、
・集中状態の切り替え
・リカバリーの促進
が期待できます。
呼吸は無意識に行われる動作ですが、そのパターンを整えることで、
・姿勢の改善
・筋緊張の軽減
・運動パフォーマンスの向上
といった変化が期待できます。
たかが呼吸、されど呼吸…まずは意識することが大切ですね。
呼吸は自分一人では気づきにくい部分でもあります。
呼吸で身体は必ず変わります!
パーソナルトレーニングでは、正しい呼吸の仕方を必ず習得し、正しいトレーニングフォームや動作をサポートすることで、より効率的な身体づくりを目指します。
実際に体感しながら学ぶことで、日常の中でも自然と意識できるようになり、少しずつ習慣として定着していきます。
結果、無意識の2万回の呼吸が身体にとってプラスに働くようになるとうれしいですね。
運動が苦手な方でも、呼吸からなら始めれるかも?
まずはその一歩を、踏み出してみませんか?