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体臭ケアは洗い方から|石けん選びと肌をいたわる入浴・衣類のコツ

美容・健康

前回は、体臭を食事で整えられるのかについてお話ししました。

今回は、「入浴のときに、何を使ってどう洗えばいいのか」をテーマにお伝えします。

お仕事で人の近くに立つ方や、汗をかく季節に自分のにおいが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

体臭はどうして起こる?

私たちの肌には、「常在菌」と呼ばれる細菌や真菌(カビの仲間)がいつもすんでいます。

汗そのものは、分泌されたばかりの状態ではほとんどにおいません。

ところが、汗が肌の常在菌によって分解されると、においが生じます。

汗を出す汗腺には、体のほぼどこにでもある「エクリン腺」と、わきの下や陰部などにある「アポクリン腺」の2種類があります。

汗を多くかく人ほど体臭が強くなりやすく、肌や衣服を清潔に保てていないことも原因の一つになります。

また、カレーやニンニク、タマネギ、アルコールなどを食べたり飲んだりした後にも、においが強くなることがあります。

食事と体臭の関係は、体臭ケア~食事編~:内側から整えるエチケットの基本で詳しく紹介しています。

体臭ケアの基本は「洗う」と「着替える」

汗をかきやすい部分は石けんと水でしっかり洗う

体臭ケアの基本は、においのもとになる汗や汚れ、常在菌を洗い流すことです。

通常は、汗を多くかく部分を石けんと水で1日2回洗うと、においの原因になる細菌や真菌を取り除けるとされています。

わきの下や首まわり、足など、汗をかきやすい部分を中心に洗いましょう。

衣類もこまめに洗濯する

汗を吸った衣類も、においの原因になります。

汗をかいたらできるだけ早く着替え、衣類はこまめに洗濯しましょう。

デオドラント剤と制汗剤を使い分ける

デオドラント剤はにおいを抑える働きが、制汗剤は汗の量を減らす働きがあります。

外出前や汗をかく場面に合わせて、上手に取り入れてみてください。

肌をいたわる洗い方のポイント

においが気になると、つい念入りにゴシゴシ洗いたくなりますが、洗い方には注意が必要です。

こすりすぎない

皮膚の洗浄について調べた研究では、洗う動作そのものが角層(肌のいちばん外側)のバリア機能に影響し、こする強さによってその影響の大きさが変わることが確認されています。

ナイロンタオルなどで強くこするのではなく、よく泡立てた泡で、手のひらでなでるようにやさしく洗いましょう。

洗浄剤のpHにも目を向ける

同じ研究では、界面活性剤を含む洗浄液の場合、アルカリ性(pH9)では角層への影響が大きく、肌の生理的なpHに近い弱酸性(pH5)では影響が少ないことが示されています。

肌が乾燥しやすい方や、洗った後につっぱり感がある方は、弱酸性のボディソープを選ぶのも一つの方法です。

一方で、汗をかきやすい部分の汚れをしっかり落としたいときは、石けんを使ってもかまいません。

大切なのは、洗浄剤の種類よりも、よく泡立ててやさしく洗い、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流すことです。

洗った後は保湿を

特に40代以降は、肌が乾燥しやすくなる方も多い年代です。

入浴後は、乾燥が気になる部分に保湿剤を使い、肌をいたわりましょう。

入浴の方法については、シャワー派?湯船派?毎日の入浴を見直してみませんかも参考にしてください。

こんなときは皮膚科に相談を

洗い方や衣類のケアを見直しても、においや汗の量がなかなか改善しない場合は、皮膚科に相談しましょう。

殺菌効果のある石けんや抗菌薬のクリームを使った治療や、汗を抑える治療など、状態に合わせた方法があります。

においの悩みは人に相談しにくいものですが、ひとりで抱え込まずに専門家に頼ってみてください。

まとめ

体臭は、汗が肌の常在菌に分解されることで生じます。

汗をかきやすい部分を石けんと水で洗い、衣類をこまめに洗濯し、デオドラント剤や制汗剤を上手に使うことが基本です。

洗うときは、こすりすぎずにやさしく洗い、よくすすいで、乾燥が気になる部分は保湿しましょう。

ジメジメする梅雨や暑い夏も、爽やかに過ごしていきたいですね。

汗をかく季節は、体調を崩しやすい時期でもあります。

アップルフィット倉敷では、完全個室で、経験豊富な女性トレーナーが季節や体調に合わせた運動と食事のサポートを行っています。

人目を気にせず、自分のペースで体づくりを続けたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

参考資料

MSDマニュアル家庭版「体臭(臭汗症)」(2024年)https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/17-皮膚の病気/汗の病気/体臭

奥田峰広、吉池高志「皮膚洗浄方法の角層バリア機能に及ぼす影響について」日本皮膚科学会雑誌 110巻13号(2000年)https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/110/13/110_2115/_article/-char/ja/

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